花の色

スイス留学中の女子大生

余裕がある人がやっぱり良い

教訓「余裕」

弟とわたしは真反対の人間です。私立女子校のアニメ漫画好きグループでぬくぬくと地味に育った根暗オタクの姉と、公立育ちでスポーツ万能で男友達が多いちょっぴりやんちゃな弟。スクールカーストの最上位と最下位が同じ家庭から輩出されたのです。わたしがもてないのはどう考えてもお前らが悪いという漫画を弟に貸した時、なんかうちに似てるねって言われた時はちょっと凹みました。わたしも同じこと思ってた。

お互いに良い意味で利用しあえる関係で、わたしは弟に勉強を教えるし、弟はわたしのコミュ力を鍛えてくれました。弟の講義の大半は「こんな振る舞いはもてない!」シリーズなのですが、ひとつだけ「この振る舞いはモテる!」があります。それは、「余裕」。男女関係なく、余裕がある人がモテるらしいのです。

余裕のない人はキモい

特にその好意が自分に向けられている時。そして人間って思ってる以上に客観的な評価ができない。できているつもりでもできていない。結局恣意的な解釈しかできない。だからそこを逆手にとって、自信満々に振る舞えば、格上の人物に見えるみたいなんです。

中高6年間女子とだけ過ごし、少女漫画の恋愛しか知らなかった大学入りたての私。今思い出しも黒歴史で死にたくなります。一途な片思いが綺麗なのは漫画の中だけ。現実世界はもっとややこしくて、恋に恋にしてる成人女性とか気持ちが悪いだけ。もっと早く気づきたかった。このことに気づくための傷だったと思うしかない。どんまい自分、次いこ次。

気になる人には振り向いてもらえない

いろんな努力をして十分綺麗になったと思うのに、眼中にない人にばかり好かれる。好きな人には一向に振り向いてもらえない。これも恋愛あるあるだと思うんです。どうでもいい人にはどうでもいい振る舞いをするので、皮肉にもそれが余裕のある態度に映るんだと思います。好きな人には一生懸命になるので、余裕がなくてキモい。もしくは照れて素っ気ない態度を取ってしまう。めっちゃわかる。気になる人にこそ余裕の微笑みを忘れないこと。

仮氏理論

彼氏がいるけどモテる女の子って、自然と余裕がにじみ出てるんですよね。愛されている自信みたいな、ここで一狩りとか全く考えてませんよ〜って感じの。あの余裕が良いんだと思います。でも彼氏が今いない!そんな時は仮氏というものを作ると良いらしいと聞きました。仮氏とはいわゆるキープですが。人に好かれるには、顔や肩書きではなく、大切にされているオーラが最も重要。不幸そうな美人には大切にされているオーラがなかったりする。この大切にされているオーラは厄介なことに、自分一人じゃ醸し出せない。そこで、仮氏。

ちやほやされたい病気は20代で治す

不特定多数にちやほやされたいって思うのは割と普遍的な承認欲求だと思うし、多かれ少なかれみんな持ってると思う。若いうちは楽しいんですが、どんな美人も外見は年齢とともに確実に下降していく。そして次の若くて可愛い子に周囲の目線は移っていく。若さと可愛さだけを武器に生きるのはだいぶ分が悪い。もってる武器を使わないのはアホですが、使用期限のある武器だと理解して、年齢とともに錆びない別の装備を準備する必要がある。一緒にいる人を癒す雰囲気だったり、話していて楽しい教養の深さだったり、ともに高め合える仕事能力の高さだったり。そのことを念頭に置きながら、女の子が一番華やかな20代のうちは飽きるほどちやほやされとけば良いと思います。今を楽しもう。